http://www.placem.com/schedule/2010/20101129/101129.html
メインギャラリーは、David Venturaさんの「この視点から」です。
人物のスナップと風景写真で構成されています。
人物は、遠すぎず、かといって、親しいことがあからさまに伝わってくるような近さではなく、作者がこれまでに築いた、程よい信頼の距離感を感じます。
そして、途中にはさまれる風景写真は、きっと、被写体となっている人たちを含めた大切な人と訪れた場所なのではないかと、想像させます。
ミニギャラリーは、信田洋子さんの「穏やかな終わり」です。
老女のポートレートがこの展示の軸になって、昆虫や森林など自然に生息する生物や景色が、生きるということ、死ぬということを連想させ、無音のメッセージが奏でられているようです。

【Big Wave】