http://www.placem.com/schedule/2010/20100215/100215.html
ミニギャラリーとメインギャラリーで一見テイストの異なる写真のようですが、オレオさんの同じ感性を感じます。
これは、別の作品ではなく一つの物語なのです。
タイトルにもある「夢」というキーワードについてたずねると、それは単なる夢とかあるいは白昼夢とかとは異なるニュアンスのようです。
もしかしたら、オレオさんのインサイドのドキュメントと言ったほうが近いのかもしれません。
例えば夢の中はピュアであっても、欲望に満たされた瞬間も存在する。現実はリアルに目の前にあり、あるいは自分の化身でもある存在。
オレオさんのメモに次のような言葉があります。
「自分の夢がどれほど欲望にあふれ、密やかで、素直でなかったことにさえ気づかぬままひたすら夢を見ている自分だけを夢見てきた。」
オレオさんの密やかな世界観をお楽しみください。

【眼撮ーる】