http://www.placem.com/schedule/2009/20091214/091214.html
早川さんは、これまでも一貫して主に銀座でスナップショットを撮影しています。
同じテーマで撮影し続ける中で、「写真が少しでも成熟していくこと」「確信をもって捉えた写真を増やしていくこと」を意識しているという早川さんの今回の展示作品は、ここ半年で撮影した撮り卸しの新作です。
正面から人の顔を捕らえる早川さんの作品は、その捉え方にブレがなく、見る側を惹きつけます。
今回、これまで主に使用していた35ミリレンズを50ミリに換えたということで、周りに写り込むものが排除されることにより、フレーム内に捕らわれた被写体は、より早川さんに攻められ、無表情・無感情な顔を盗られています。
周りを見ず、聞かず、誰かと話すでもなく、一個人の世界に漬かっている人物を正面から捕らえることで、仮面が張り付いたような印象を見る者に与えるこのシリーズは、一見すると70年代のようにも見えます。
それは、洋服やお化粧などの装飾を通り透かして、ただ単純に人間の顔が捕らえられている結果なのかもしれまぜん。
【Big Wave】