今週はメインギャラリーで高橋氏、ミニギャラリーでは岩戸氏の写真展を開催しています。
http://www.placem.com/schedule/2009/20090518/090518.html
高橋氏の「2007・PARIS・凱旋門賞」。パリの競馬場でのスナップ写真です。
凱旋門賞に合わせてわざわざフランスまで行ってしまう熱意ある方です。
そんな高橋氏は、日本の競馬場のお客さんの写真を以前から撮っていたそうです。
「競馬場には独特の雰囲気があるんです。お客さんにも一癖ありそうな人が多くて。
それに人がまるでありのように競馬場に集まってくるんです。
あるとき、凱旋門賞の映像を見て日本とはまた違った雰囲気を感じ、これは確かめにいかなくてはと思ったんです。」
と、話す高橋氏。
実際に凱旋門賞を見に来ていたお客さんは競馬を文化として見に来るきらびやかな人、
「一癖ありそうな」人、展示写真をみてもわかるように子供の姿もあるなど、様々な人が集まっていたそうです。
ちなみに、高橋氏はギャンブルのために馬券を買うのではなく、お気に入りの馬の為に馬券を買うのだとか。
そういう楽しみ方もあるんですね。
ミニギャラリーでは岩戸氏の「Somewhere in Time introduction」を展示しています。
岩戸氏は文筆家でもあり映像に携わっていた経験もお持ちの方です。
写真家と旅に出ることが多く、一時は「旅のときはカメラを持たない」と決めていたそうですが、
あるとき、台湾の小さな島に取材に行ったとき珍しがって近寄ってくる子供たちを見て
自身の本のためにも写真として残したいと思い、それ以来カメラと共に旅をするようになったそうです。
インド、ハワイ、チュニジアなど様々な国の写真があり、世界がそのままカメラに飛び込んできた感じを受けました。
見返すたびに違った思いや違ったものが目に入ってくる、噛み締めながら何度も写真を見返したい展示です。
風景より人間の写真が多いのは、インタビュアーとしての経験から人に近づくことになれているからだそうです。
今週の展示は国際的ですね。24日、日曜日までです。
【カヤック】
2009年05月19日
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